「犬の十戒」-犬をお家に迎える前に読んでおこう!

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犬好きの方ならご存じかも知れませんが、今回は「犬の十戒」をご紹介します。
「犬の十戒」とは、作者不詳の英文の短編詩なのですが、ノルウェーのあるブリーダーが、犬の買い手に渡していた「犬から飼い主に伝えたいお願い」が元になっているとも言われています。
つい最近、数年前にインターネットを介して世界中に広まり、日本でも翻訳され、大きな共感と感動と共に多くの愛犬家に知られています。
犬を飼うことは、その犬の生命を預かること。犬を飼う心構えは出来ていますか?犬の命を預かる覚悟は決まっていますか?この「犬の十戒」をじっくりと読んで、犬の魂からの声に耳を傾けてみましょう。

いつも一緒にいてね

私の寿命は10年から15年位です。
何があっても最後まで、あなたのそばにおいてもらえますか。
私を飼う前に、どうかそのことをよく考えてください。

My life is likely to last ten to fifteen years.
Any separation from you will be painful for me. Remember that before you get along with me.

気長に待っていてね

あなたが私に望んでいることを、ちゃんと分かるようになるまで少し時間をください。

Give me time to understand what you want of me.

信じてね

私を信頼して下さい。それが何より嬉しいのです。

Place your trust in me- it’s crucial to my Well-being.

あまり強く怒らないでね

私のことをずっと叱り続けたり、罰として閉じ込めたりしないで下さい。
あなたには仕事や楽しみもあるし、友達もいるけれど、私には、あなたしかいないのです。

Don’t be angry at me for long and don’t lock me up as punishment.
You have your work, your entertainment and your friends.
I have only you.

話しかけてね

時には私に話しかけて下さい。
たとえ、あなたの話す言葉はわからなくても、
あなたの声を聞けば、
私に何を言ってくれているのか、分かるのです。

Talk to me.
Even if I don’t understand your words,
I understand your voice when it’s speaking to me.

考えてみてね

私のことをいつもどんな風に扱っているか、考えてみてください。
あなたがしてくれたことを、私は決して忘れません。

Be aware that however you treat me,
I’ll never forget it.

叩かないでね

私を叩く前に思い出して下さい。
私には、あなたの手の骨など簡単に噛み砕ける歯があるけれど、
決してあなたを噛まないようにしているということを。

Remember before you hit me
that l have teeth that could easily crush the bones of your hand
but that I choose not to bite you.

気付いてね

言うことをきかないとか、手におえないとか、怠け者だと叱る前に、
そうさせてしまった原因が無かったか、思い起こしてください。
ちゃんとした食事をさせてもらっていたでしょうか。
太陽が照りつけている中に、長い間放っておかれたことはなかったでしょうか。
老いた私の心臓が弱っているせいで、動けないのかもしれません。

Before you scold me for being uncooperative,obstinate, or lazy,
ask yourself if something might be bothering me.
Perhaps I’m not getting the right food
or I’ve been out in the sun too long
or my heart is getting old and weak.

歳をとってもお世話してね

私が年老いても、どうか世話をして下さい。
私達はお互いに、同じように歳をとるのです。

Take care of me when I get old
you too, will grow old.

最期までそばにいてね

最期のお別れの時には、どうか私のそばにいてください。
「つらくて見ていられない」とか「立ち会いたくない」とか、そんなこと、言わないでほしい。
あなたがそばにいてくれるなら、私は、どんなことも安らかに受け入れます。

Go with me on difficult journeys.
Never say, “I can’t bear to watch it .” or ” Let it happen in my absence.”
Everything is easier for me if you are there.

最後に、いつまでも愛してます

そして、どうぞ忘れないで。
私がいつまでも、あなたを愛していることを。

Remember I love you.

まとめ

犬を飼うことは、時間やお金もしくは気力まで持っていかれることと言えるかも知れません。
それでも一度犬を家に迎えたなら、最後まできちんと、深い愛情をもって犬と共に生きていく、その覚悟を持ちたいし、これから犬を飼おうと思っている方にも心からお願いしたいと思います。

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